こんにちは、はるかの遺体搬送の佐伯です。

神奈川や東京などの関東圏から岡山県(岡山市・倉敷市・津山市など)へのご遺体搬送は、移動距離にして約600~700km、所要時間は約8~9時間におよぶ本格的な長距離の行程となります。

これほどの遠方へ故人様をお連れする場合、移動手段として飛行機をイメージされる方もいらっしゃいますが、手続きの煩雑さやお身体の保全、到着先でのスムーズな連携を考慮すると、出発地からダイレクトに移動できる「寝台車による陸路搬送(陸送)」がベストな方法となります。
30年の現場経験をもとに、安全な運行計画や、現地の受け入れ態勢を整えるための手順を詳しく解説します。

1. 岡山県への搬送費用目安と、道中の安全を守る「事前納棺・運行管理」

当社では、ご遺族様に余計な不安を与えないよう、走行距離や諸条件に応じた明確なお見積もりを事前に提示し、不透明な追加料金を一切排除した明朗会計を徹底しております。

  • 寝台車搬送費用の目安: 総額 27万~32万円前後
    ※基本料金、走行距離に応じた運賃、長距離専用の各種保全処置、お棺代、深夜手当などがすべて含まれた、お出しする総合計の相場目安となります。
    到着先の正確な住所によって変動いたします。別途、実費の高速道路代金がかかります。
  • お身体を守るための「納棺必須」
    400kmを超える超長距離のご搬送となるため、移動中の揺れや衝撃から故人様のお身体を物理的に守り、ドライアイスの保冷効果を最大限に密閉して発揮させるために、「事前のご納棺」を完了した状態でのご搬送となります。
    お身体の状態を万全に保ったまま安全に搬送するための必須の処置となりますので、ご理解いただけますと幸いです。
  • 綿密な運行計画と3回の休息
    道中は、合計3回の休憩を必ず挟みます。
    この休憩はドライバーの休息(安全運転の維持)や道路状況の確認だけでなく、「故人様のお身体の状態チェック(保冷効果の確認等)」を行うための極めて重要な時間です。

2. 天候や到着先に応じて臨機応変に選択する「2つの主要ルート」

関東から岡山県を目指す際、当社ではその日の天候や渋滞、各高速道路の規制状況をリアルタイムに監視し、主に2つのルートを柔軟に選択して安全に運行いたします。

  • 【山陽自動車道ルート】(基本ルート)
    東名・新東名高速道路から伊勢湾岸、新名神自動車道を経由して大阪を抜け、山陽自動車道を通って岡山市や倉敷市など、県南部を中心とした到着先へとアプローチする最短ルートです。通常はこちらの経路を選択します。
  • 【中国自動車道ルート】(天候不順時・県北部へのルート)
    同じく大阪を抜けたあと、内陸側の中国自動車道を利用して津山市や美作市など、岡山県北部を中心とした到着先へ向かうルートです。
    また、山陽道側で激しい集中豪雨や事故渋滞、通行止めなどが発生している場合にも、こちらのルートへと臨機応変に迂回することで、確実な時間通りにお連れすることが可能となります。

3. 岡山県に多い「葬儀会館への安置」と、現地での受け入れ確認

岡山県内への搬送においては、ご自宅よりも「葬儀社様が管理する葬儀会館(安置室)」へと直接お連れして安置するケースが比較的多いのが地域的な特徴です。

そのため、ご搬送を進めるにあたり、ご家族様には現地の葬儀社様へ以下の確認とご連絡をお願いしております。

  • 受入可能日時の確認と混雑対策
    現地の葬儀会館の空き状況や混雑具合によっては、すぐに故人様を受け入れることができず、数日間お待ちいただく可能性がございます。
    【もし現地の受け入れまで日数がかかる場合】
    現地の葬儀社様が決まらない場合や、会館の都合ですぐに受け入れができない場合でも心配いりません。
    その場合は、出発時間まで当社の安置室(無料)にて故人様を大切にお預かりさせていただきますので、費用面も含めてどうぞご安心ください。
  • 現地の葬儀社様への伝え方
    現地の受け入れ先が決まりましたら、葬儀社様へ「関東の専門業者で、すでにお棺に納棺を済ませた状態で、〇〇時頃に到着します」という旨を予めお伝えください。
    そうすることで、現地の葬儀社様もそれに合わせたスムーズな受け入れ準備を整えてくれます。

4. ご自宅への安置を希望される場合の準備と、プロ同士の確実な引き継ぎ

もし到着先をご自宅(住み慣れた我が家)にされる場合は、寝台車が到着する前に、ご家族の皆様で以下の準備をお願いいたします。

  • お部屋の準備
    お棺の移動ルートやご安置スペースを考慮し、できるだけ「1階のお部屋」をお片付けのうえ、ご準備ください。
  • 到着時刻に合わせた葬儀社様の立ち会い
    ご自宅へ安置する場合、当社の寝台車が到着する時刻に合わせて、現地の葬儀社様にもご自宅へ来ていただくのが最も望ましい形です。
    なぜなら、お棺をご自宅へお納めした際、私ども長距離搬送スタッフから現地の葬儀社様へ、「移動中のお身体の状態」や「ドライアイスのあて方・処置状況」をプロの目線で確実に直接引き継ぎ(バトンタッチ)させていただくためです。
    これにより、そこから先の地元の葬儀やお葬式の手続きまで、ご家族様が間に入る負担を無くし、シームレスに進めることができます。
  • ご家族内の役割分担
    長距離の移動となりますので、ご家族の皆様は寝台車よりも先に新幹線(東海道・山陽新幹線)等で一足早く岡山へ戻っていただき、ご自宅や会館での受け入れ準備、現地葬儀社様への連絡手配などを分担して進めていただくことで、代表者様の心身のご負担を大きく軽減させることができます。

💡 豊かな経験と確かな技術で、岡山への長旅をサポートします

東京から岡山県までは約8~9時間という非常に長い道のりとなります。だからこそ、道中の適切な温度管理とお身体の保全ノウハウ、そして現地の葬儀社様との確実な引き継ぎが不可欠となります。

私たち「はるかの遺体搬送」は、瀬戸内の穏やかな海や、懐かしい思い出が詰まった岡山の地まで、故人様を最も安全なルートで、尊厳を大切に守りながらお送りいたします。

費用の詳細や段取り、安置に関する不安など、どのような些細なことでも結構です。まずは30年の実績を持つ私、佐伯にご相談ください。