こんにちは、はるかの遺体搬送の佐伯です。
東京や神奈川など関東圏から沖縄県(那覇市・石垣島・宮古島など)へのご遺体搬送は、陸路での移動が不可能なため、羽田空港からの「航空機(空輸)」によるご搬送となります。
沖縄(那覇空港)路線は大型旅客機が数多く就航しており、便数も豊富なため、ご家族のご要望の日時に合わせやすいのが特徴です。
また、石垣空港や宮古空港といった離島への空輸搬送実績もございます。
大切な故人様をご郷里、あるいは大好きな沖縄の地へ安全にお連れするために、知っておくべき手続きや注意点を30年の現場経験をもとに詳しく解説します。
1. 沖縄への空輸スケジュールと、お身体を守る「専門の納棺処置・エンゼルケア」
空輸搬送をスムーズに進めるためには、お迎えの時間とお身体の状態に応じた的確なスケジュール管理が必要です。
- 当日フライト(夕方以降の便)が可能な条件
病院や施設へのお迎え・お引き取りが「午前8時まで」に完了できる場合は、当日の夕方以降のフライトに搭乗させることが可能です。
お引き取り後、一度当社の安置室へ移動し、空輸専用の特別なご納棺処置を行います。 - 安全なフライトのためのエンゼルケア(腹水除去など)
お身体の状態が優れない場合や、特にお腹に腹水症状が見られる場合は、出発前に必ず「エンゼルケア(処置)」を行います。
飛行機が上空を飛ぶ際、気圧の変化によってお口や鼻から体液が漏れてしまうリスクがあるため、専門技術による除去・防漏処置が絶対に欠かせません。
故人様の尊厳を守り、綺麗な状態を保つための必須の処置となります。
※なお、入念なエンゼルケアを施す場合や、お身体の保全を最優先とする場合は、基本的に「翌日のフライト」での手配となります。 - 空輸が認められないケース(現地火葬・お骨での帰郷)
航空会社の規定および公衆衛生上の理由により、著しいお身体の損傷(腐乱状態)がある場合や、特定の法定感染症に罹患されている場合は、飛行機にお乗せすることができません。
その場合は、誠に心苦しいのですが、関東の火葬場にて一度火葬を執り行い、お骨(ご遺骨)の状態にされてから沖縄へお帰りいただく形となります。
2. フライト予約の絶対条件!「現地の受入葬儀社」の決定
空輸の手続きを進める上で、ご家族様に最も早く動いていただかなければならない大切なポイントがあります。
それは、「沖縄(那覇空港など)に、故人様を寝台車で迎えに来てくれる現地の葬儀社様を決定すること」です。
航空会社の規定上、現地の受入業者が確定していないと、故人様のフライト予約(航空券の手配)自体がシステム上行えません。
そのため、多くのご家族様は以下のスケジュールを選択されます。
- 【おすすめの流れ】
お亡くなりになった翌日の「午前便」を手配する お亡くなりになった当日に、沖縄の葬儀社様と連絡を取って受け入れの調整を行い、翌日の午前便のフライトを確定させます。
そうすることで、ご家族様も故人様と同じ飛行機(同便)に搭乗して一緒に沖縄へ帰郷することができ、精神的なご負担も少なくなります。 - フライト確定後の流れ
故人様が搭乗する便(便名・発着時刻)が確定いたしましたら、速やかに私どもからご家族様へ詳細をお知らせいたします。
その情報をもとに、ご家族の皆様の航空券を手配してください(もちろん、ご家族様が別便で先に向かわれても全く問題ありません)。
3. 羽田貨物ターミナルでのチェックインと、万が一の「飛行機引き返し」対策

故人様の搭乗手続きは、皆様が普段利用される旅客ターミナルではなく、一般の方は立ち入れない「羽田空港貨物ターミナル」にて、私たち専門業者が立ち会って行います。
- 貨物ターミナルでのチェックイン
出発時刻の約2時間前に貨物窓口にてチェックイン(航空貨物手続き)を行います。お棺は安全に見守られながら、専用の航空コンテナへと大切に格納されます。基本的には一般の方の同行・見送りはできないエリアとなりますのでご了承ください。 - 安心の完了報告
すべての搭乗手続きが無事に完了いたしましたら、私どもからご家族の代表者様へ、LINEまたはショートメッセージ等で「手続き完了」のご報告をさせていただきます。どうぞご安心のうえ、旅客ターミナルへお進みください。 - 万が一の「機体引き返し・天候調査」が起きた場合
滅多にないことですが、機材トラブルや沖縄現地の台風・悪天候などにより、飛行機が羽田空港へ引き返してきてしまうケースが想定されます。
その場合は、航空会社から即座に当社へ連絡が入ります。
羽田に飛行機が戻り次第、当社が速やかにお棺をお引き取りに上がり、自社安置室(無料)にて大切にお預かりいたします。
その後、同日中の振替便の手配や、翌日以降への出発日時の再調整など、状況に応じて臨機応変にバックアップ対応をさせていただきます。
4. 沖縄旅行中の不幸(逆搬送・沖縄から羽田への空輸)の注意点
沖縄県は日本有数のリゾート地であるため、「沖縄へのご旅行中・ご滞在中に、予期せぬ不幸に見舞われてしまった」というケースも多々ございます。
その場合は、現地の警察が介入して検視等の手続きが行われます(逆搬送)。
この場合、沖縄現地から羽田空港へ向けて空輸手配を行うことになりますが、現地での対応には注意が必要です。
- 現地の葬儀社選びの注意点
沖縄での警察対応や死亡診断書の発行、空港への搬送は「沖縄現地の葬儀社様」に依頼するのが最も確実です。
ただし、現地の業者の中には「本土への空輸手続き(航空貨物書類の作成やお身体の空輸専用処置)」に慣れていない小規模な業者様も存在します。
そのため、トラブルを防ぐためにも、空輸の取扱件数が多い沖縄の「大手葬儀社様」へお迎えを依頼されることを強くお勧めいたします。 - 羽田空港に到着したあとの「二次搬送」もお任せください
故人様が羽田空港へ到着されましたら、私たち「はるかの遺体搬送」が貨物ターミナルへ寝台車でお迎えに上がります。
そこからご自宅、あるいは関東一円のご指定の安置施設まで、安全に二次搬送を承りますので、いつでもご相談ください。
💡 空路での長距離移動も、確かな技術でサポートします
青い海と空が広がる美しい故郷、あるいは思い出の地である沖縄まで、故人様をこれ以上ない敬意をもってお送りするために。空輸ならではの特殊な保全技術と、スムーズな航空手配をお約束いたします。
費用相場やお見積もり、手続きの手順など、どのような些細な疑問でも結構です。
まずは私、佐伯まで安心してお問い合わせください。