こんにちは、はるかの遺体搬送の佐伯です。
東京や神奈川など関東圏から山梨県へのご遺体搬送は、移動距離にして約100~200km、所要時間は約2時間ほどの道のりとなります。
長距離搬送の中では比較的近距離の部類に入りますが、中央自動車道特有の渋滞リスクや、ご自宅へお連れした際の山梨ならではの風習などスムーズにお迎えするために知っておくべきポイントがあります。
30年の現場経験をもとに分かりやすく解説いたします。
1. 山梨県への搬送費用相場と「逆搬送(山梨から都内)」の注意点
当社では、お届け先の正確な住所(走行距離)に応じて、不透明な追加料金を一切排除した明朗なお見積もりを提示しております。
- 都内から山梨県内への搬送費用
7万~10万円前後
(※基本料金、走行距離に応じた運賃、ドライアイス処置、各種防水シーツ代などを含んだ目安です。別途、実費の高速道路代金がかかります。) - 山梨県から都内への「逆搬送」(別荘地など)
山梨県には多くの別荘地や行楽地があるため、「山梨の滞在先で亡くなった大切な方を、東京の自宅へ連れて帰りたい」という逆ルートのご依頼も承っております。
その場合は、関東からの寝台車手配となるため、通常料金にプラス22,000円の配車料金(回送料金)を頂戴しております。
※なお、山梨県から都内への搬送において「山梨現地で警察が介入(事件・事故や突然のご逝去など)してしまった場合」は注意が必要です。
山梨県内の各警察署によって引き渡しの段取りやルールが大きく異なるため、現地の事情に最も精通している山梨の地元の葬儀社様にお迎えから都内への搬送までを一任した方が、結果として一番スムーズに動けるケースがございます。
(山梨県内の病院や介護施設からの都内搬送であれば、当社でも全く問題なくスムーズに対応可能です。)
2. 中央自動車道の慢性的な渋滞へのリスク管理
山梨県(甲府市・大月市・富士吉田市など)への搬送ルートは、基本的に「中央自動車道」を利用します。
- 相模湖付近の渋滞
中央道は、週末や週末前後の「相模湖インターチェンジ(IC)付近」を筆頭に、慢性的な激しい渋滞が発生する路線として知られています。 - 行楽シーズン・大型連休の対策
春の行楽、GW、夏のお盆休みや紅葉シーズンなど、世間の連休時は想像以上の大渋滞に巻き込まれるリスクがあります。
当社では、これらの時期にあたる場合は時間的な余裕を大きく持たせた運行計画を立てます。また、渋滞により車内温度の変化が懸念される場合は、出発前にお身体を冷やすドライアイス処置を万全に施しますのでご安心ください。
通常の病院や施設からのお迎えであれば、お棺は使用せず、丁寧なドライアイス処置を施して当社の防水シーツにお包みした状態ですぐに出発いたします。
(※関東の警察署からのお引き取りとなる場合は、お身体のエンゼルケア処置を行った上で、お棺へのご納棺が必須となります。)
3. 自宅安置を希望される場合の部屋の広さとお布団の整え方
山梨県内では、葬儀社様の安置室だけでなく、住み慣れた「ご自宅」へ最初にお連れしてご安置するケースも多く見られます。
もしご自宅への安置を希望される場合は、以下の準備をお願いいたします。
- お部屋の確保
お棺の搬入やご面会のスペースを考慮し、できれば1階で6畳以上のスペースがあるお部屋をご用意ください。 - お布団の向き
頭の向きを「北枕(または西枕)」にして、敷布団だけを敷いてお待ちください。故人様用の「掛け布団」や「シーツ」「枕」は当社の標準プランにすべて含まれておりますので、ご家族側でのご用意は不要です。
4. 知っておきたい山梨の風習と「枕飾り・枕団子」の準備
ご自宅にご安置したあと、故人様の枕元に整える「枕飾り(お線香やロウソク等)」は、基本的には後ほど来られる地元の葬儀社様が準備してくださいます。
もし葬儀社様がまだ決まっていない場合は、ご自宅のお仏壇の具足(お線香立てなど)を一式利用します。
- お仏壇の扉について
一般的には「身内に不幸があった際、お仏壇の扉は閉じておく」と言われることが多いですが、宗旨宗派や地域(山梨の一部の風習など)によって考え方が全く異なります。迷われた場合は、事前にお付き合いのあるお寺様(菩提寺)へ確認されるのが一番間違いありません。 - 仏式における「一膳飯・枕団子・お水」の準備
仏式でお迎えする場合、ご家族の手で「一膳飯(ご飯を丸く盛ったもの)」「枕団子」「お水」をご用意してお供えされると非常に丁寧です。 特に「枕団子」の数については、地域や風習によって「6個」「7個」「13個」など明確な違いがあります。ご不安な場合は、後から来られる現地の葬儀社様に尋ねればその土地の正しい風習を詳しく教えてもらえますので、決して慌てずにできる範囲でご準備いただければ大丈夫です。
💡 まずはご相談ください。最善の方法をご提案します
山梨県への搬送は、距離的には近いため「山梨現地で葬儀を依頼する葬儀社様」が、東京の病院まで寝台車で直接お迎えに来てくれるケースもしばしばございます。
そのため、ご遺体搬送でお悩みの際は、まず最初に山梨で葬儀を行う予定の葬儀社様へ「東京まで迎えに来てもらえるか」をご相談いただくのが一番スムーズです。
もし「遠方のためすぐに向かえない」「対応が難しい」と言われた場合は、遠慮なく私たち「はるかの遺体搬送」へご連絡ください。すぐに寝台車を手配し、確実にお迎えに上がります。
富士の美しい山並みが見える場所まで、故人様を穏やかにお送りするために。どのようなことでも、まずは私、佐伯にご相談ください。