こんにちは、はるかの遺体搬送の佐伯です。

東京や神奈川など関東圏から岐阜県へのご遺体搬送は、移動距離にして約400~450km、所要時間は約5時間ほどの道のりとなります。

岐阜県は「美濃地方(南部)」と「飛騨地方(北部)」で気候やルートが大きく異なるため、特に冬期の搬送には専門会社ならではのノウハウが必要です。
一刻も早く住み慣れた故郷へ連れて帰ってあげたいというお気持ちに寄り添い、安全に搬送するためのポイントを詳しく解説します。

岐阜県への搬送は、基本的にはカーブが少なく、信号によるストップ&ゴーがない高速道路をベースに運行計画を立てます。
これは、揺れや衝撃を最小限に抑え、故人様のお身体への負担を減らすためです。

  • 岐阜市・大垣市など「南部地域」へのルート
    新東名高速、東名高速から名神高速を経由するルートが基本です。
    南部は年間を通じて比較的ウェザーリスクが少なく、安定した搬送が可能です。
    万が一の大雪の際も、1〜2日ほど現地の天候の様子を見て、安全な運行計画へと柔軟に調整いたします。
  • 高山市・飛騨市・白川郷・郡上市など「北部地域」へのルート
    東海北陸自動車道を利用して北上します。ここで一番の課題となるのが、冬期の「大雪による通行止め」です。
    高速道路が止まってしまった場合、一般道の国道41号線などを迂回することになりますが、北上するにつれて雪が非常に深くなり、夜間のご遺体搬送は危険が伴います。
    そのため、無理に強行せず、通行止めが解除されるまで出発をあえて遅らせるなど、安全第一のアドバイスをさせていただきます。

関東を出発する時間帯によっては、岐阜への到着が深夜になってしまうことがあります。
深夜の移動や受け入れはご家族の体力的な負担も大きく、精神的にも落ち着かないものです。

そのため当社では、「出発を調整し、翌日の午前中に現地へ到着するスケジュール」への変更も臨機応変に対応しております。
その際、出発日まで故人様は当社の安置室にて大切にお預かりいたしますが、一時預かりの費用はかかりませんのでご安心ください。

岐阜県は、他県に比べて「まずは住み慣れた我が家へ連れて帰ってあげたい」と、自宅安置を希望されるケースが多い地域です。
自宅にご安置できれば、慌てて当日に葬儀社を決める必要はありません。
故人様をお布団にお寝かせし、落ち着いてから地元の葬儀社様をゆっくり探すことができます。

お身体はシーツにお包みした状態(またはお棺に納めた状態)で搬送いたします。
ご自宅でお迎えされる際は、以下の準備をお願いいたします。

  • お部屋の準備
    できれば1階のお部屋をご用意ください。
  • 枕とお布団
    「敷布団(シーツ不要)」だけを1枚敷いてお待ちください。
    頭の向きは北枕(または西枕)が基本です。
    故人様用の「掛け布団(簡易タイプ)」と「専用防水シーツ(枕付き)」は当社の標準プランに含まれておりますので、ご家族側での掛け布団や枕の準備は不要です。
  • 枕飾り(お線香など)
    当社プランには含まれておりませんので、ご自宅にお仏壇がある場合はそちらのお線香等をお使いください。
    お仏壇がない場合も、後ほど来られる地元の葬儀社様がセットで準備してくださることがほとんどですので心配いりません。

長距離の移動だからこそ、私たちはただお身体を運ぶだけでなく、現地の気候やご家族の受け入れ態勢までをトータルに考えて運行いたします。
お身体をしっかりと冷やすドライアイスの処置も、移動時間を計算して少し多めにお入れするなど、30年の経験をもとに万全のケアを尽くします。


美しく豊かな自然が広がる岐阜の地へ、大切な方を心地よくお連れするために。まずはどのような些細な不安でも、私、佐伯にご相談ください。