🚗 実は、昔は運転が苦手でした
全国各地へ大切な方をお送りする長距離搬送のお仕事。
一見すると「もともと運転が大好きなんでしょう?」と思われがちなのですが、実はこれ、大きな誤解なんです(笑)。
この仕事を始める前、私はどちらかというと「助手席に乗っていたいタイプ」で、運転はあまり好きではありませんでした。
そんな私が、今では長距離運転がすっかり好きになったのには理由があります。
それは、「自分の足で、まったく知らない土地へ行けるから」。
長年この仕事をしていると、テレビの旅番組やニュースで流れる場所の、実に80%くらいは「あ、ここ前に行ったところだ!」となるんです。
全国の街と繋がれるのは、この仕事ならではの醍醐味ですね。
さて、話が少し逸れてしまいましたが、今回はそんな私が1200km以上の超・長距離を走る中で身につけた、「本当に疲れない運転のコツ」をご紹介します。
🛋️ 秘訣その1:ちょっと窮屈?と思えるくらいの「直角&深座り」
長距離運転で一番大切なのは、何といっても「正しい姿勢(シートポジション)」です。
人によって好みはあると思いますが、おすすめしたい私のポジションは、「背もたれはほぼ直角に近く、座席の奥までできるだけ深く座る」というもの。
さらに、ハンドルとの距離もかなり近めです。
ハンドルを握ったときに、肘がほぼ直角に曲がるくらいの近さに調整しています。
他人が見たら「えっ、めっちゃ窮屈そう……」と感じるかもしれません。
ですが、これが一番疲れないんです!
一番腰を痛めてしまうのは、背もたれを斜めに寝かせて、ハンドルを遠くで持つような姿勢。極端に言うと、寝そべるような運転は、私は15分も持ちません(笑)。
あっという間に腰をやられてしまいます。
この「深く座り、直角に近い姿勢」を意識するだけで、3〜4時間の連続運転はまったく平気になりますし、不思議と眠気も起きにくくなります。
特にハンドルを近めにするのは意外と運転しやすいので、ぜひ一度試してみてくださいね。
🛣️ 秘訣その2:高速道路は「時速80〜90km」で、プロの流れに乗る
もう一つのコツは、「できるだけ一定の速度を保つこと」です。
私たちは仕事として走っているので、少しでも燃費を良くしたいという理由もあります。1回の差は微々たるものでも、年間トータルで見ると驚くほど大きな金額の差になるからです。
高速道路を走る際、追い越し車線はおすすめしません。
加減速の波(速度ムラ)が大きすぎるため、走っていてめちゃくちゃ疲れるんです。
特に土日の昼間は乗用車が多く、流れがガタガタするので緊張感も高まりますよね。
私が一番スムーズに走れると感じるのは、「平日の夜、トラックがバンバン走っている時間帯」です。
よく高速道路でトラックを煽っている乗用車を見かけますが、あれは本当に危険で無駄な行為です。
トラックの運転手さんは、いわば高速道路のプロ。
全体の交通の流れをしっかり読んで走っているので、その後ろを一定の距離を保ってついていくのが、実は一番ラクで安全なんです。
速度としては、「時速80〜90km」でのんびり走るのが、体力的にも燃費的にももっとも効率が良いと感じます。
最近は120km規制の区間も増えましたが、そこを時速100〜110kmで出し続けると、数時間なら平気でも、6時間を超えたあたりから疲労度が格段に変わってきます。
🍃 心にゆとりを持って、心地よいドライブを
運転のコツは、「正しい姿勢」と「急がない一定のペース」。
この2つに尽きます。
これから旅行や帰省などで長距離を運転される予定がある方は、ぜひ次のドライブで実践してみてくださいね。
驚くほど体がラクなことに気づいていただけるはずです♪