こんにちは、はるかの遺体搬送の佐伯です。

東京や神奈川など関東圏から秋田県へのご遺体搬送は、移動距離にして約700km。寝台車でおよそ9時間におよぶ、大切な長距離の旅路となります。

秋田へのご搬送には、寝台車による「陸路搬送」と、飛行機を利用する「空輸搬送(秋田空港・大館能代空港)」の2通りの方法がございます。「どちらが故人様とご家族にとって一番良いのだろう」と迷われるかと思いますが、お身体の状態や、出発する「季節」に合わせて、私たちが最適な方法を優しく丁寧にご提案いたします。

1. 【陸路搬送(寝台車)】夏冬のルート選びと、ご家族に寄り添うスケジュール

気候の安定している夏場などは、ご自宅や安置先までお乗せ替えなしでダイレクトにお連れできる「寝台車」が多く選ばれています。

関東を出発した寝台車は、東北自動車道を北上します。日本海側(鶴岡・由利本荘方面など)へ向かう場合は「村田JCT」から山形道へ、内陸や秋田市方面へ向かう場合は「北上JCT」から秋田道へ入り、横手市などを経由して目的地へと向かいます。

冬の秋田への搬送で心配なのが「雪」ですよね。
当社の寝台車は「4WD(四輪駆動)+最新のスタッドレスタイヤ」を完備しておりますので、通常の雪道であれば安全に走行できます。
ただ、冬の東北は予期せぬ大雪で高速道路が通行止めになるリスクもあるため、お身体を安全にお守りすることを第一に考え、冬場は空輸搬送も選択肢に入れて臨機応変に判断いたします。

  • ご家族と現地で合流するベストな流れ
    秋田への到着時間は、午後14時〜17時頃になる段取りが一番多いです。
    ご家族は、出発当日の午前中の秋田新幹線(こまち)や飛行機で一足先に帰郷され、お昼頃に地元に到着されます。
    ご実家などで少し息を整え、落ち着かれたタイミングを見計らって、私たち寝台車が現地に到着・合流いたします。
    この流れが、ご家族の体力的にも一番無理がなくベストだと考えております。
    もちろん、最短での当日夜着なども可能ですので、ご希望をお聞かせくださいね。

少しでも移動時間を短縮したい場合は、羽田空港から「秋田空港」または「大館能代空港」への空輸が便利です。

空輸の際は、主にお棺のサイズ規定が比較的スムーズなANA(全日空)を利用いたします。(※JALはサイズ規定が非常に厳しく、数センチのオーバーでも乗船できない場合があるためです)。
秋田便で使用される飛行機(B737やA320)は比較的小型なため、使用するお棺は一般的な「6尺サイズ」が標準となります。
一回り大きい「6.25尺サイズ」も対応可能ですが、かなりギリギリの寸法となるため、事前に私たちプロが責任を持ってお身体とお棺のサイズを確認いたしますのでご安心ください。

  • ご家族と同じ飛行機で帰る場合のポイント
    「同じ便の飛行機で一緒に連れて帰りたい」というご要望にも、もちろん対応可能です。その際、少しだけ知っておいていただきたい点がございます。
    ご家族は通常の旅客ターミナルからご搭乗いただきますが、故人様(お棺)は全く別棟にある「羽田貨物ターミナル」からのご搭乗となります。
    そのため、空港内での最後のお見送り(お立ち会い)は基本的には難しいとお考えください。
    これは到着時も同様で、飛行機が着陸してからお棺が貨物エリアに出てくるまでにおおよそ40〜50分ほどかかります。
    故人様は空港の貨物出口で現地の葬儀社様がお引き取りし、ご家族は通常の到着ゲートから出ていただく形になります。
    現地葬儀社様のお車にご家族が同乗して一緒にご自宅へ向かえるかどうかは、地元の葬儀社様の判断によりますので、事前に確認しておくと安心です。

気になる費用面ですが、実は「陸路」と「空輸」を総合的に比較すると、最終的な総額にはそれほど大きな差はありません。

空輸は飛行機代だけを見ると一見安く感じられますが、到着した秋田の空港までお迎えに来てくれる「現地の葬儀社様に支払う引き取り費用」が別途発生するためです。これらをトータルで計算すると、陸路とほぼ変わらないケースが多いので、手間の少なさや季節の状況を見て判断されるのがおすすめです。

関東から秋田という遠方へのご帰郷。突然のことで心細い上に、長距離の手配となると何から手を付けたらいいか戸惑ってしまうのは当然のことです。


私たち「はるかの遺体搬送」は、秋田市、横手市、大仙市、由利本荘市、大館市など、秋田県全域への豊富な搬送実績がございます。
費用のご不安からルートのご相談まで、まずは一度私にお聞かせください。
大切な故人様をお守りし、安全第一でお送りいたします。

それでは、また。