こんにちは、はるかの遺体搬送の佐伯です。
東京や神奈川など関東圏から広島県へのご遺体搬送は、移動距離にして約700~800kmにおよぶ「超長距離搬送」の部類に入ります。
この領域になると「飛行機(空輸)の方が早いのでは?」と陸路と空路で迷われるご家族が多いのですが、実は「寝台車による陸路搬送」の方が、トータルの時間も費用も抑えられ、早く到着できるケースがほとんどです。
長距離搬送のプロの視点から、その理由と具体的な運行計画を分かりやすく解説いたします。
1. 「陸路(寝台車)」と「空路(飛行機)」どっちが正解?
結論から申し上げますと、総合的な判断として私たちは寝台車での陸路搬送をおすすめしています。
その理由は「時間」と「段取り」にあります。
- 陸路(寝台車)の場合:所要時間 約10~11時間
お迎え後、夕方に首都圏を出発すれば、翌日の早朝から午前中には広島の現地へ到着できます。
お乗せ替えの手間もなく、ワンストップで目的地までお連れできるのが最大のメリットです。 - 空路(飛行機)の場合:翌日以降のフライト+現地業者の手配が必要
空輸の場合、当日の最終便に間に合わなければフライトは翌日となります。
さらに、広島の空港へ到着した後に「現地の葬儀社様(寝台車)」にあらかじめ引き取りの手配をしておかねばならず、現地での中継費用が別途発生するため、トータルの総額費用も陸送より高くなってしまう傾向が強いのです。
※超長距離の移動となるため、お身体を安全にお守りする観点から、どちらのルートの場合も「ご納棺」は必須となります。
2. 朝の関西渋滞を回避する「逆算の運行スケジュール」
陸路での基本ルートは、新東名高速道路 > 伊勢湾岸自動車道 > 新名神高速道路 > 山陽自動車道を進みます。
中国自動車道ルートもありますが、山間部でアップダウンと急カーブが連続するため、お身体への揺れを考慮し、基本的には道路が綺麗な山陽道を選択します。(※広島県北部方面への搬送時は、山陽道の尾道JCTや広島JCTから北上するか、状況に応じて中国道を使用します)
このルートを安全に走り抜けるため、私たちは「高槻JCT(大阪)を朝5時前に通過する」という緻密な逆算を行って関東を出発します。
朝の関西圏の激しい通勤渋滞に巻き込まれないための、プロならではの時間管理です。
道中では運輸規定に基づき、計4回の休憩を行います。
休憩のたびに、大切な故人様のお身体の状態確認(ドライアイスの効き具合など)と、最新の交通状況の再確認を徹底しています。
3. 新幹線で移動するご家族とのスムーズな合流
このスケジュールで運行すると、寝台車はお昼頃に広島県内へ入ることができます。
ご家族の多くは、朝一番の新幹線や飛行機などの公共交通機関で関東を出発し、午前中に広島へ帰郷されます。
現地でご家族が受け入れの準備や一息つかれる時間を考慮し、私たちは適宜時間調整を行い、「午後14時~15時頃」に現地の安置場所(ご自宅や葬儀会館)へ到着するよう段取りを組みます。
ご家族に時間的・体力的な負担をかけないための連携プランです。
4. どうしても空路(飛行機)を希望される場合の注意点
「故人の遺志でどうしても飛行機で」という場合は、もちろん空輸の手配も承ります。その際、目的地によって使用する空港選びが非常に重要になります。
- 広島市内・西部への搬送:岩国錦帯橋空港が圧倒的におすすめ
広島市内へお連れする場合、実は広島空港よりも山口県にある「岩国錦帯橋空港」を利用した方が、市内への距離が圧倒的に近く、現地へスムーズにお連れできます。 - 東部・北部への搬送:広島空港
広島空港は三原市にあり、広島市内からはかなり距離があります。空港から目的地までのお迎え費用(現地寝台車代)がかさんでしまうため注意が必要です。
関東から広島という800km近い大移動。「本当に無事に連れて帰れるだろうか」「費用はいくらかかるのだろう」と、ご家族の不安は計り知れないものだと思います。
私たち「はるかの遺体搬送」は、こうした超長距離の難案件こそ、事前の綿密なシミュレーションと臨機応変なルート判断で、確実な安心をお届けします。
広島全域(広島市、福山市、呉市、尾道市、三次市など)への搬送実績が多数ございます。不安な夜を迎える前に、まずは一度私にご相談ください。
それでは、また。