こんにちは、はるかセレモニーの佐伯です。

実は、私たちが関東からご案内させていただく地域の中で、最もご依頼が多いのが「新潟県」なんです。
私自身、何度もハンドルを握ってきた馴染み深いルートですが、新潟は山間部と海側でガラリと表情が変わるため、常に新鮮な緊張感を持って出発しています。

1. 「最短当日」の帰郷を支える判断力

新潟県への遺体搬送は寝台車での陸送となり、都心からの所要時間はおおよそ5時間が目安。
もし夕方の17時までにお迎えに上がることができれば、その日のうちに新潟へお戻りいただくことが可能です。

主なルートは「関越道」か「上信越道」の二通り。
到着地に合わせて最適な道を選びますが、どちらも日本を代表する山岳地帯を越えるルート。景色は素晴らしいですが、特に冬場はプロとしての腕の見せ所になります。

2. 「自宅へ」という想いに寄り添って

最近では直接、葬儀会館へ向かうことも増えましたが、新潟の方は他地域と比べても「まずは住み慣れた自宅へ」と希望される方が非常に多いのが特徴です。
数年前までは、それが当たり前の光景でした。
ご近所の方やご親戚が温かく迎えてくださる、そんな新潟ならではの絆を感じる瞬間でもあります。

3. 冬の豪雪地帯、難易度が高いからこその「こだわり」

夏場はスムーズな移動が可能ですが、冬の新潟は少し事情が異なります。

  • ルートの再考
    高速道路は除雪がしっかりされていますが、それでも通行止めは発生します。
    解除の目処が立たない場合は、たとえ遠回りになっても「磐越道」へ迂回するなど、その場で最善の判断を下します。
  • 時間の調整
    山間部の雪道は、視界の悪い夜間を避け、できるだけ「昼間の明るい時間帯」に走行できるよう出発時間を調整します。
    到着まで2〜3時間の余裕を見ていただくよう、ご家族にも丁寧にご説明しています。
  • 安全第一の走行
    特に関越トンネルから堀之内あたりは、下り坂とカーブが続く難所。
    地元の車やトラックに追い越されることもありますが、寝台車はあわてず、ゆっくりと。揺れを抑え、安全第一で目的地を目指します。

4. ベテランドライバーが担当します

冬の新潟搬送は、路面状況の判断やチェーン装着のタイミングなど、非常に高い技術と経験が求められます。
そのため、この時期の新潟便は、場数を踏んだ「ベテランドライバー」が必ず担当いたします。

「大雪の予報が出ているけれど、無事に帰れるだろうか……」 そんな不安を抱えていらっしゃるご家族にこそ、私たちの経験を役立てていただきたい。

長岡を過ぎて北陸道に入り、新潟の街並みが見えてくると、私たちもホッと胸をなでおろします。
大切な故人様を、一番安心できる場所まで。 私たちは今日も、確かな運転で新潟を目指します。

それでは、また。